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第36回全学協議会が開催されました

2024年7月13日(土) 13:30~16:30 
城内キャンパスホールにて【全学協議会】が開催されました。

そもそも全学協議会とは何か?


2004年5月22日に発足された協議会です。(20年前)
「新名学園旭丘高等学校のより良い学校づくりをめざす『生徒』『父母』『教職員』『同窓生』『学園』による全学協議会」が正式名称です。
正式な各パートの代表は36名から構成されています。学校の教育課程や運営上の決定権を持っていませんが、本校の学校づくりと結びついて発展しています。授業や教育課程の改革、施設や設備の改善、学費問題と公費助成への協力、制服の改定など、学校づくりの全分野にわたる討議を展開しています。各パートの活動を通じて、学校づくりを推進する役割を果たしています。

生徒にとって、成長の場でもあること

生徒(子ども)が公的な会議の場で大人と対等な立場で発言し、討議する公共の場を得ることで、民主的な社会の主権者としての能力をトレーニングし、また自分たちの自治を発展させる場でもあります。

私たちの学校づくり宣言

生徒の発言(1学期の生徒会活動より)


1)体育祭の取り組み
 ①点検活動の取り組みと成功
 ②全学年クラスTシャツづくり、写真係の位置づけ
 ③全力で楽しむことができた体育祭
2)地域の活動(北条5代祭り、久野川山王川清掃活動)
 ①小田原の最大のお祭りに、地域の学校として代表参加しました
  ・地域との交流、地域を初めて武者行列の一員として歩けた。
  ・小田原市民だが見たことがなかった。「参加」することで、小田原市(地元)の良いところを発見できた!
 ②SDGsパートナーシップを結んでいる小田原市のボランティア活動へ参加しました。
  ・地域の人と協力してボランティアへ参加できた
3)関東、全国の高校生、中国の生徒(姉妹校)との交流活動
 ①愛知県新歓へ参加して、他校との交流で客観的に旭丘高校の活動を振り返ることができました。他校の実践を聞くとよい刺激になりました。
 ②今年から新たに中国の河南省森林高校と姉妹校提携を結びました。国は違っても同じ高校生。とても楽しい交流となりました。
 ・印象的な出会いであった。
 ・交流で笑顔がたくさんあった。
 ・他国の高校生と交流できたことがうれしかった。
 ・みんな、明るくて、ジェスチャ―でも交流できた。将来の夢は様々な国に行くことなので、良い経験になった。
4)平和学習の学びから
 ①原爆が落とされた国は日本だけ
 ②「僕たちは戦後に生きているのではない」「僕たちは戦前に生きているのかもしれない」
5)全校生徒要求アンケート
 ①964名のアンケート。76%が回答。
  ・学校満足度
  ・教科
  ・進学支援(学習支援)
6)生徒会活動に参加して成長したこと
 ①自分の伝えたいことを伝えられる力や、学校や誰かのために何かを頑張る力が身についたことが、生徒会総務入り成長できたこと
 ・院内集会で公費助成金運動への訴えかけを直接行えた

生徒会からの発言に対して


①保護者からの感想・評価
 ・保護者も楽しめる体育祭へ
 ・子どもが武者行列に喜んで参加している
 ・公費助成運動への参加(院内集会)国会議員の先生方と直接要求できる場となった。(少しずつでも訴え続けることの大切さ)
 ・議員さんの前でも臆することなく、自分たちの「学びたい」という要求を発言している姿はすごい!
 ・平和について 考える時間にして欲しい。広島と長崎の原爆の違いについても学んでほしい。(科学的・社会学的視点で学んでほしい)
 ・日本の七夕の雰囲気を感じて欲しくて飾り付けを行った。(国際交流)
 ・部活動の活躍だけでないが国際交流含めて、学校が変わっていくことが見れてうれしい。
②教員からの指導の立場から
 ・班・核・討議づくり の視点が大切
 ・今を生きる子どもたちを知ること
 ・資料の具体化から実践の共有により全校生徒自治集団づくりの発展
 ・核・戦争への学習として、理科(科学的)、社会(社会学的)視点での特別授業を行った。

感想交流(30分)
・公費助成運動の大きさ
・学習、進学要求に答える取り組み
・卒業生の活躍
・7限目学習支援
・バスの運行について


生徒会総務の代表と学校長・理事長