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生徒総会・生徒会役員選挙を実施しました

12月20日(金) 2学期末の生徒総会および次年度生徒会役員選挙が行われました。

生徒総会

~生徒会長から総括提案~
 この中間総括は、三月の生徒総会に向けた中間的なものであります。これまでの生徒会活動を振り返って、中間的なまとめをします。今回は生徒会として大事にしている五つの視点にそって振り返ってみたいと思います。また、年間の総括と方針については 3 月の生徒総会で行います。
 
 みんなの願いや要求がどれだけ実現出来たのか
 今年度は 6 月に全校生徒要求アンケートを実施し、スマートフォンに対する項目や、設備や文化祭に対する要求、授業に対する要求、食に関する要求について調査を行い、全学協議会などで議論を深めることが出来ました。昨年から引き続き、自販機のタイマー解除や購買の拡充などの要求の声が上がっていたのが印象的でした。体育祭は今年度も全校生徒で行うことができ、全校でのクラス T シャツ着用が叶いました。文化祭では、スマートフォンの限定使用にクラス T シャツの要求、そして後夜祭の実施について、夏休みに行われたリーダー会議や三役会議を基に進めました。他にも文化祭実行委員三役と共に模擬店のプレゼンテーションを行い、さらに合同会議も実施して後夜祭について話し合いを行いました。当日は後夜祭で総務と文化祭実行委員三役でステージ公演を行いました。体育祭や文化祭は昨年度から完全復活をして、今年度では新たな取り組みを始めるなど前進的なものになり、全校の協力によりいろいろな要求が実現された行事づくりを進めることができました。
 今年度はクラブ応援にも参加しました。今年も、相撲部、自転車競技、ボーリング部、クラブ外にもサーフィン、フィンスイミング、ヒップホップダンス、などが関東、全国レベルの大会に出場し、大きな成果を出しました。今年の特徴的な成果として、野球部は第 106 回高校野球全国選手権神奈川大会に出場し、創部初の神奈川ベスト 16 位になりました。陸上部は神奈川県高校生駅伝競走大会に出場し、昨年度の 13 位を大きく上回りこちらも創部初の 7 位に入賞しました。全校の仲間の、このような積極的な成果を誇りにして、さらに学校生活を前進させていきましょう。
 一人ひとりがものの見方や考えをどれだけ広げ深めることが出来たのか
今年度も「参加・自治・学び」を生徒会としてのテーマに掲げ、さまざまな活動に取り組んできました。体育祭や文化祭では生徒全員参加に向け取り組みをしていく中で全校が一気に成長していきました。それは行事に向け方針を立て総括をし、評価をできていて、そこで出た課題を日常生活などに繋げることで、普段から多角的に物事が捉えられるようになったのだと考えています。良い点や課題を次に繋げ、取り組みを継続させ、さらに発展させていくことが必要です。
 学びという点では、一年普通科、一年総合学科、二年総合学科で行なった私学助成の署名学習会の感想を紹介します。「今日初めてこの活動のことを知りました。50 年以上も前から続けられて自分たち高校生のために社会に訴えかけている姿勢にとても感動しました。自分は人前に出ることが苦手だから生徒会の方々のように講義をすることは難しいけど、周りの人に呼びかけ署名を集めることはできるから、できることから協力していきたいと考えました。」この学習会は要請のあった学年に総務が学習会を行なっていたので、今回こうして3つの学年から自主的に要請をしていただけたのは学びに対し積極的なことの表れだと思います。こうした活動を通して今年度はさらにものの見方や考えを広げ深めることができました。しかし現状に満足せずに次へ発展させていき続けることが大切です。そのためにも学年委員会、生徒委員会などの今年度の成果と課題を次年度の取り組みに引き継いでいってもらいたいです。

生徒会役員選挙

*選挙公報より一部抜粋しました

●2 年  Yさん
 生徒会総務で活動をしている中で私はやりたいことができました。それは私学助成運動です。私は豊橋全私研という全国から私学運動に参加する高校生が集まる会で、愛知県の高校生と仲良くなりました。他にも私学助成を実現させて、将来の選択肢を広げたいと訴える声もたくさん聞きました。私はこの人たちの願いを聞いて、叶えたいと思いました。そして初めて人のために、こんな大変難しい署名集めをしようと思いました。なので私は豊橋で会って友達になった人たちの為と自分の将来の為に来年も私学助成に関わって全国の署名を集めたいです。そのために私に生徒会総務を続けさせてください。

●2年 Kさん
私は今年度、体育祭や修学旅行、文化祭などの行事で、クラスを引っ張る立場として活動する機会をいただき、初めは色々な人に助けてもらい、役割を全うするのに必死でしたが、次第に状況を見て自分で判断できるようになり、自分の成長を感じることができました。
 生徒会総務として視野を広げ学校全体をより良くする為に活動してい
く中で、自分が更に成長できるのではないかと考え立候補させていただきました。私が生徒会総務に入ったら、私学助成金運動、規律の改善に力を入れて活動したいと思っています。行きたい学校に通い、学びたい事を学ぶというのは私達の当然の権利です。ですが神奈川県では、平均並みの支援すらなく、毎月高い学費を払い続けています。私達が学びたい事を学ぶ為に家庭に大きな負担が掛かっている現状を改善できるよう尽力します。

●2年 Nさん
 私が生徒会総務に立候補した理由は、多くの生徒がよりよい学校生活を送れる学校にしたいからです。そのために、私は要求アンケートを通して生徒の要求実現のために、より力を入れて取り組みたいと思います。自販機のタイ
マー廃止など、全校生徒からでできた声や要望を実現できるよう分析し、議論を重ねて精一杯取り組みたいと思います。また、私学助成運動にも懸命に取り組みたいと思います。院内集会や街頭署名に参加し、私学助成の現状や大切さを学びました。神奈川県の隣である東京都の高校では、授業料無償化が実現しています。神奈川県もそこに続いていけるよう、私学助成の大切さを生徒会総務として、多くの生徒に私学助成学習会を通して伝えていきたいです。至らないところもありますが、1 年間活動してきた中で得た多くの学び、貴重な経験を、よりよい学校づくりのために活かしていきたいです。

●2年 Hさん
 1つ目が私学助成運動をより進めたいと思ったからです。自分は旭丘に来て私学助成について知りました。高校を選ぶ時は自分の意思で旭丘を選びましたが、それを経済的な理由で断念するのは等しく教育を受ける権利に反します。みんなが学びたいところで学び、好きな学校に行けるようにしたいと思ったから取り組みたいと思いました。
 2 つ目に通いやすい学校を作ることです。自分はベーシッククラスで学年委員としてみんなの不安をなくすための取り組みを行ってきました。また、2学年総合学科では、学年で決議した安心安全宣言に沿って学年全体が安心安全に生活を送れるように取り組みをつくりました。これらの活動を学年・学校に広げ、より通いやすく、みんなが安心安全に生活することができる学校をつくりたいです。
 3つ目に進路に関する活動を生徒自身の手で、より進めて行きたいと思ったからです。今旭丘高校では進路に対する活動が発展し進学実績が高まっています。学校で行われている活動だけでなく、生徒自身の手で進路がより膨らんでいくように自身の受験体験記などを知れるような活動をつくりたいと思っています。

●2年 Tさん
 私は 1 年間総務として合同三役会議や他校との交流、文化祭体育祭の開催など様々なことを経験しました。総務の活動は非常にやりがいがあり、人前で話すことが苦手な私でしたが、今では落ち着いて話せるようになるなど自分を大きく成長させてくれました。また、総務になる前までは知ることが出来なかった学校の良いところも多く知ることができ、さらに良い学校になるような活動を続けたいと考えたため昨年に引き続き生徒会総務に立候補しました。私が生徒会総務になったら、リーダー会議でも出た第 2 校地の地下にある食堂を解放したいと考えます。解放することによって、昨年から私が大切だと感じていた 1 年生から 3 年生の学年の交流を実現出来るはずです。クラスや学年関係なく同じ空間でお話やお弁当を食べることにより交友関係が広がって、進んで学校に来れる理由になると考えました。

●1年 Iさん
 私は今まで学年委員の書記と委員長という二刀流として様々な事に体験してきました。書記では委員会のときに黒板に各クラスから出た意見をまとめした。委員長の際はこれまで以上に仕事が多く 2 学期後半から務め、主な活動は 1 学年普通科の全体の前に立ち、文化祭の総活をまとめ発表し、そこで発表した内容を 3 役合同会議でも発表しました。それ以外にも夏休みのリーダー会議にも参加したり、教育研究集会にも参加してきました。これらの仕事は楽ではありませんが、やりがいは感じられました。

●1年 Sさん
 一つめは、生徒会総務に憧れを持ったからです。中学三年生のときに、旭丘のセミナーで生徒会総務の先輩が大勢の人の前で堂々と話しているところを見て私もこの先輩方のようになりたいと思いました。文化祭でも旭丘の生徒のことを第一に考え、行動していた先輩たちを見て私も生徒会総務の先輩方の役に立ちたいと思いました。また、放課後や休日に私学助成金の活動もしています。そういった先輩方が作ってきた活動を引き継ぎたいと思いました。
 二つめは、旭丘の生徒がより過ごしやすい学校生活を実現したいと思ったからです。去年から今年にかけて文化祭でのスマホの限定使用の許可が降りたり、後夜祭が実施されたりと少しずつ過ごしやすくなっていると思いました。そのため、私もこれからさらに過ごしやすくなるよう、生徒に寄り添い実現させていきたいと思いました。

●1年 Mさん
 私はかねてより、1学年総合学科の学年委員長として HR・学年の代表となって活動をしてきました。また、リーダー会議や私学助成署名運動を通し、よりよい学校作りに取り組んできました。それに加え、ボランティア活動に計7回参加をし、地域の方々との交流も深めてきました。このような活動を通じて、自身の発言力や考察力を向上させてきました。また、誰かのために全力で取り組むことはとても素晴らしいことだと感じた為、もし生徒会総務で活動できることになったら、皆さんの学校生活に関する要望を第一に考えると共に、今までの経験を活かして課題解決に取り組んでいくことを約束いたします。そして、皆さんの高校生活がより充実したものになるよう、全力で生徒会活動に力を注いで参りたいと思います。

●1年 Aさん
 私の生徒会総務への立候補理由は学年委員を通して持った責任感ややりがいをさらに大きいものにしたい、そして誰かの勇気を出すきっかけになりたい。この 2 つです。
 今年度べーシッククラスの体験セミナーに在校生として参加してきまし
た。その中で今学校に行けていないからという理由で、本当は楽しみたい
部活や全日制高校での生活、色々な事を諦めようとしている後輩達に出会
いました。色々な事情はあれ、出会った後輩たちは周りとの違いに自信を無くしていると感じました。そんな仲間が、旭丘高校でもう一度勇気を出し、楽しい高校生活を送るきっかけになること。それが私の一番の立候補理由です。

●1年 Yさん
 私が立候補した理由は、この学校への感謝の気持ちと、より良い学校にしたいという思いからです。不登校だった私を受け入れてくれた唯一の場所がこの学校です。今年の 3 月まで仙台に住んでいた私には、新しい環境への不安がありましたが、先生方や友達、学校全体の温かい雰囲気のおかげで、楽しい学校生活を送れました。この 8 カ月で多くの挑戦を経て、自信が持てるようになりました。学校の魅力をもっと広め、素敵な場所にしていきたいと思っています。そこで、2 つの目標を掲げます。1 つ目は、皆が気軽に意見を言えるよう意見箱やオンラインフォームを設置し、生徒の声を学校づくりに反映させること。2 つ目は、不便だと感じる部分、例えば通信環境や教室環境の工夫を提案し、より快適な学校生活を実現したいと考えています。

クラブ協議会役員
●2年 Iさん
 私は陸上競技部1年UD組Iです。現在陸上競技部36名の部員が在籍しています。短距離・長距離・フィールドの3ブロックで日々の活動を行っています。練習では部員全員でお互いに声掛けや応援などをして、支え合いながら活動しています。また、一人ひとりが練習することの意味を理解し、試合でのイメージ作り、自己の目標を確立させることで質の良い練習を心がけています。私はクラブでの活動を通し、競技以外のこともたくさん学んでいます。具体的には顧問や先生方、先輩への礼儀や関わり方、課題に対して取り組む姿勢などです。こうして学んだことを私は普段の学校生活や私生活と結びつけ生かすことができました。
 競技力を磨きながら人としての能力を成長させられることができる環境なのがクラブ活動だと思います。だからこそ、より多くの人にクラブ活動に関わっていただき、学校全体を活気づけていきたいと思っています。

●2年 Wさん
皆さんこんにちは。クラブ協議会役員に立候補させていただきました 2 年 UD 組の渡辺恵真です。軟式テニス部に所属しています。私はこれまで 2 年間学年委員を務め、今年度は学年委員三役としても活動してきました。
 今年は特に、野球部が夏の神奈川県大会でベスト 16、男子バスケットボール部がウィンターカップ予選ベスト8という素晴らしい成果を残しました。このような学校の快挙を支える生徒たちが、学校生活でもより充実した時間を過ごせる環境を作ることが大切だと私は考えています。
 しかし、スポーツクラスの生徒は部活動などで忙しく、学年委員会議への出席が難しいことも多く、意見を伝える機会が限られている現状があります。このままではスポーツクラスの生徒たちの学校への不満が増えていくことが考えられます。そこで私は、学年委員会議だけでなく、全学協議会やリーダー会議などの場で、クラスメイトの意見や学校への思いを積極的に発言してきました。スポーツクラスも含め、全ての生徒が学校生活に満足できるよう、活動してきました。
 これまでクラブ協議会役員の仕事は明確にされていませんでした。ですが、私がクラブ協議会役員に選ばれましたら、生徒会との連携を強化し、部活動に所属する生徒たちの意見をより反映できるよう取り組んでいきたいと考えています。また、体育祭の部活動種目の提案や、大会で勝ち進んでいる部活動の全校応援をどのように行うかを代表として話し合うなどをしていきたいと考えております。

(各人への推薦文は割愛しました)