見出し画像

「お宝」発見! 文学・歴史書 明治時代へタイムスリップ part1

旭丘高等学校では、来年度より「特別進学クラス」を設置します。
一般選抜型入試(共通テスト利用含む)で大学にいくこと。「合格」することだけを目的とせず、旭丘高校でこれまでも大切にしてきた「キャリア」(大きな見通し、小さな見通し)の視点を高校生活で見つけながら、学習支援を行ってまいります。

これまでの記事でもいくつか紹介しましたが、「出会うこと」が良い刺激になります。
     
     「人と出会う」(仲間・先輩・先生)、「本と出合う」

 今回の記事は、旭丘高校の図書室の紹介です。蔵書数(4万5千冊)では神奈川県でもトップレベル。「お宝級」の蔵書も発見できるかもしれません!
「昭和」の時代(1926~1989)に発刊された「本」との出会いを紹介するつもりでしたが、探索を始めると「昭和」は沢山ありすぎました。

近世(江戸時代以降)の和暦はこれだけ変わってきているのです。
慶長(1506)⇒元和⇒寛永⇒正保⇒慶安⇒承応⇒明暦⇒万治⇒寛文⇒延宝⇒天和⇒貞享⇒元禄⇒宝永⇒正徳⇒享保⇒元文⇒寛保⇒延享⇒寛延⇒宝暦⇒明和⇒安永⇒天明⇒寛政⇒享和⇒文化⇒文政⇒天保⇒弘化⇒嘉永⇒安政⇒万延⇒文久⇒元治⇒慶応(1868)↓

近現代の和暦は
明治(1868)⇒大正(1912)⇒昭和(1926)⇒平成(1989)⇒令和(2019~現在)

歴史の授業だと
飛鳥時代→奈良時代→平安時代→鎌倉時代→南北時代・室町時代→戦国時代→安土室山時代→江戸時代(1615~)→明治以降
というように特徴的な大きな時代区分は勉強しますね。

さて、本題へ 図書室探索へ!
part1として、今回は1冊ずつの紹介がほとんどです。

昭和発刊の本たち
・新編相模風土記(昭和4年:1929年、95年前の本!)
→防腐処理なのか、側面が金箔で覆われています!

これは地域のことが書かれていて面白いです。

お宝蔵書
大正時代の本たち
①西鶴文集下(大正6年:1918年→106年前の本!)


そしていよいよ!「お宝級」蔵書へ

明治時代の本たち
①三河物語(明治23年:1890年→134年前の本!)

緒言読むだけで良い勉強になります。
本文の間に差し込まれている手書き文字のページ。この理由は緒言に書いてありました。

おまけ「お宝」

教科書です。

おわりに

本校の図書室の蔵書レベルは伝わったでしょうか?
古い本だけでなく、「まんが」もあります。
「特別進学クラス」では、こういった「本校だけの強み」となる教材を用いた探求活動も行いたいと考えています。
「地域」を教材化し、「歴史ある学校としての強み」を最大限活用し、「大学での学び」を豊かにできるような学習支援を行います。
ぜひ、「本」「文学」「歴史書」「古書」に興味がある生徒はもちろん、興味のない生徒も「この本たち」との出会いで目覚めることもあるのでは?
(このレベルの本に素手で触れ、破かないようにどきどきしながら読みました!)
「本物」に出会うとき、人は「興味」をもち、自分の進むべき「道」を考えるきっかけになります。

体験入学案内
7月からのサマーセミナーの申込を開始しました!
8月からは「未知標」(講座)も開始します。(道しるべ=未知標)の講座で旭丘の新しい「特進」と出合いませんか?

上記バナーから予約できます